AESジャパンコンファレンス・仙台2012

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テーマ:多チャンネルオーディオの可能性

AES Japan Section Conference in Sendai, 2012
“Future of Multichannel Audio”

開催日:2012年10月9日(火)~11日(木)
(9日はテクニカルツアーのみ)
開催場所:せんだいメディアテーク(宮城県仙台市青葉区)アクセス

 

詳細プログラムはこちら pdf (.pdf 4.6MB)

参加予約申込

以下の事前参加申込をWeb経由で受け付け致します。

  • コンファレンス(10月10, 11日)
  • テクニカルツアー(10月9日,先着20名)
  • 懇親会(10月10日)

テクニカルツアーは先着20名とさせて頂きます。
20名に達しました。以後のお申し込みはキャンセル待ちとさせて頂きます(9月27日現在)。参加が可能となった場合、遅くとも10月6日迄に確認の連絡を致します。

申込サイトはこちら html標準サイト, SSL暗号化サイト 内容はどちらも同じです。

更新情報

      • 詳細プログラムのタイムテーブルに誤りがありました(WS4, 15:10-16:40)。訂正版をアップロードしました。 2012.10.09
      • 詳細プログラムをアップロードしました。 2012.10.05
      • 協賛企業を追加しました。 2012.10.05
      • 懇親会場までの地図を追加しました。 2012.10.04
      • テクニカルツアーの詳細を追加しました。 2012.10.04
        参加予定の方はこちらをご覧ください。
      • プロダクトセミナーのプログラム・概要を追加しました。 2012.10.04
      • 協賛企業を追加しました。 2012.10.02
      • 協賛企業を追加しました。 2012.09.25
      • ワークショップ4のパネリストを追加しました。 2012.09.12
      • 参加申込受付を開始しました。 2012.09.10
      • 技術発表一覧を記しました。 2012.09.08
      • 懇親会案内を記しました。 2012.09.07
      • ワークショップ概要を記しました。 2012.09.07
      • プログラムを一部変更しました(WS1とWS2の時間を入れ替え)。 2012.09.07
      • 協賛申込メールアドレスを変更しました(開催および協賛募集のご案内)。 2012.7.17
      • 協賛申込用紙をアップロードしました。 2012.7.2

 

協賛企業

株式会社エー・アール・アイ
株式会社アーニス・サウンド・テクノロジーズ
Dolby Japan 株式会社
dts Japan株式会社
エタニ電機株式会社
日本エヴィクサー株式会社
株式会社フォービット
フラウンフォーファー IIS
花岡無線電機株式会社
株式会社 J.TESORI
株式会社エムアイセブンジャパン
日東紡音響エンジニアリング株式会社
オタリテック株式会社
パナソニック株式会社 AVCネットワークス社
パイオニア株式会社
株式会社メディア・インテグレーション
ソリッド・ステート・ロジック・ジャパン株式会社
株式会社ソナ
株式会社シンタックスジャパン
タックシステム株式会社
TCグループ・ジャパン株式会社
株式会社東陽テクニカ
(企業名アルファベット順)

開催および協賛募集のご案内 (.pdf) 
協賛申込用紙 (.doc)

本コンファレンスの趣旨にご賛同いただき,ご協賛を頂ける企業を広く募集いたしております。ご協賛企業様に対しては,パネルおよびカタログ展示スペースの設置、オプションでプロダクトセミナーの時間枠を提供致します。詳しくは開催および協賛募集のご案内をご覧ください。協賛は上記の申込用紙にご記入のうえお申し込みくださいますようお願い申し上げます。

 

AESジャパンコンファレンス・仙台2012開催のお知らせ

AES日本支部では、来る2012年10月9日(火)~11日(木)の3日間、「AESジャパンコンファレンス・仙台2012」を、仙台・せんだいメディアテークにて開催するはこびとなりました。今回のテーマは、「多チャンネルオーディオの可能性“Future of Multichannel Audio”」です。既にサラウンドフォーマットによるコンテンツ制作は一般的になりつつありますが、多チャンネルオーディオ収録・再生機器の発達により、従来のフォーマットを超えた空間収録、音響合成、音場再生が可能となりつつあります。最新の研究動向に迫る基調講演やテクニカルツアーなどを実施する予定ですが、内容はテーマに限定されませんので、ぜひご参加をご検討ください。

プログラム(9月7日決定版)

10月9日(火)
午後 テクニカルツアー
(東北大学電気通信研究所 先端音情報システム研究室)
10月10日(水)
09:30-10:30 学生イベント1: 学生による研究室紹介
10:30-10:40 開会式
10:50-11:50 基調講演
多チャンネルオーディオによる放射指向性音響の実現に向けて
勝本道哲 (株式会社勝本総合研究所 代表取締役社長)
11:50-12:30 ポスター発表: ショートプレゼンテーション
12:30-13:50 ポスター発表: コアタイム & 昼食
13:50-15:20 ワークショップ1: Train your ear ! イヤートレーニングのトレンドと将来
15:30-17:00 ワークショップ2: 超多チャンネル音響がもたらすもの
18:00-20:30 懇親会 別会場にて
10月11日(木)
09:30-12:00 ワークショップ3: ラウドネス運用は放送を変えるのか?他のメディアへ波及するのか?
12:00-13:30 ポスター発表: コアタイム & 昼食
13:30-15:00 学生イベント2: サウンドアウォード最終審査会
15:10-16:40 ワークショップ4: アウトドアサラウンド制作 基礎と応用
16:40-17:00 表彰式・閉会式

 

プロダクトセミナー

10月10日(水)
11:30-12:00 タックシステム株式会社
Pro Tools AAXプラグイン解説
Pro Tools HDXベースのAAX DSPの構造及び、Native環境との共存についてご説明します。
14:30-15:00 日本エヴィクサー株式会社
オフラインからオンラインまで、ユーザーを動かすコンテンツ認識技術
-スマートフォンを対象にしたSDK、導入事例のご紹介-
テレビやインターネットを見ているユーザーを、実際の店舗やキャンペーンへ誘導する技術として、各種のコンテンツ認識技術が注目を浴びています。
弊社のSDKは高速でロバストなコンテンツ認識を可能としスマートフォンでも軽快に動作します。その概要と導入事例についてご紹介させていただきます。
15:30-16:00 フラウンホーファーIIS
Multichannel Audio Today & Future Universal Multichannel Solutions for Streaming, Download and Broadcast
フラウンホーファーの考えるマルチチャンネルの将来についてご説明致します。
10月11日(木)
13:30-14:00 TCグループ・ジャパン株式会社
Broadcast to Multiple Platforms
デジタル地上波、ワンセグ、配信といった各プラットフォームやステレオ、マルチチャンネルプログラムにおけるラウドネスコントロールをプロダクション段階から送出までのトランスペアレントな管理とともに提案
14:30-15:00 株式会社東陽テクニカ
ラウドネス関連商品紹介
ラウドネス規格及び関連商品についてご説明致します。
15:30-16:00 タックシステム株式会社
ノイズ、リバーブリダクションテクニック
DAWプラグインを用いたノイズリダクションテクニックなどをご紹介致します。

 

テクニカルツアー(10月9日開催)

集合場所

東北大学電気通信研究所(宮城県仙台市青葉区片平2-1-1)1号館1階ロビー
会場までのアクセスおよび研究所内地図はこちらをご覧ください。
   

集合日時 10月9日(火) 15:00

見学内容

  • 無響室、球状スピーカアレイ
  • HRTF型聴覚ディスプレイ
  • 157chスピーカアレイ
  • アンビソニックスコンテンツ

 

参加予約・参加費等

参加費

参加チケット
(10/10~10/11の2日間
含テクニカルツアー参加費)
一般 AES会員 5,000円
AES非会員 7,000円
学生 AES会員 無料
AES非会員 3,000円
懇親会
(10/10)
一般 6,000円
学生 3,000円

 

懇親会

参加申込とともに懇親会の参加申込も受け付けます。みなさま奮ってご参加ください。また学割も設けますので,学生のみなさまも遠慮なくご参加ください。

日時:10月10日(水) 18:00 〜 20:00
会場:ハーネル仙台(コンファレンス会場より徒歩15分程度)
会費:一般 6,000円, 学生3,000円

コンファレンス会場から懇親会場までの地図はこちら

 

技術発表(ポスターセッション)のご案内

開催および技術発表募集のご案内 (.pdf)
Call for papers for technical session  (.pdf)

技術発表申込書(申込締切ました

技術発表申込用紙 (.doc)

MS Wordに必要事項をご記入いただき、コンファレンス事務局(conf2012-papers@aes-japan.org)までご提出ください。

原稿テンプレート(予稿原稿締切ました

予稿原稿の作成には以下MS WordもしくはLaTeXスタイルファイルをお使いください。原稿は日本語でも英語でも構いません。DOCファイルもしくはPDFファイルとして、コンファレンス事務局(conf2012-papers@aes-japan.org)までご提出ください。

 

技術発表一覧

オーディオ機器電源を考える。
出川 三郎1

1A&R Lab

音響樽 —境界音場制御の原理に基づく音場再現の新たな展開—
池田 雄介1,2, 伊勢 史郎1,2

1京都大学 工学部

2JST/CREST

非線形3次IIRフィルタを用いた動電型スピーカシステムの非線形歪み補正
岩居 健太1, 梶川 嘉延1

1関西大学 システム理工学部

線形予測差分拡張を用いたG.711音声へのロスレス情報ハイディング
西村 明1

1東京情報大学

遠隔音声のスポットライト収音技術について
丹生 賢1, 堀内 亮輔1, 齋藤 毅1, 三好 正人1
80チャンネルモバイル音響収録システムの構築
尾本 章1,3, 池田 生馬2,3

1九州大学 芸術工学部

2東京工業大学

3JST/CREST

iPhone上で動作する高速ステレオブラインド音源分離
小野 順貴1

1国立情報学研究所

立体音楽を回転させるシーケンサー
ラシィカ アミル ラナウィラ1, 公園 マイケル1, 西村 健亮1, 笹本 佑哉1, 西川 幸博1, 大橋 哲恒1, 菅野 諒1, 小山 朋浩1, 中田 杏1, ジュリアン ヴィジェガス2

1Spatial Media Group, Computer Arts Lab.; University of Aizu

2Language and Speech Laboratory; University of the Basque Country; Vitoria; Spain

ステレオ収音(AB 方式)における マイクロフォン間隔と音像幅の評価との関係
関根 鈴花1, 亀川 徹2, 丸井 淳史2

1東京芸術大学 大学院 音楽研究科 音楽文化学専攻 音楽音響創造研究分野

2東京芸術大学

実音場の非同期測定システムにおける同期加算のリアルタイム処理の検討
鈴木 琢磨1, 小出 博1, 庄司 聡彦1, 土屋 耕一1, 遠藤 友彦1, 日野 捷吉郎1

1エタニ電機株式会社

複数音源位置のインパルス応答による頭部伝達関数の推定 —推定条件による推定精度への影響—
高根 昭一1, 安倍 幸治1, 渡邉 貫治1, 佐藤 宗純1

1秋田県立大学 システム科学技術学部 電子情報システム学科

高速1bit信号処理を用いた多チャンネル制御によるパラメトリックスピーカの指向性制御
武岡 成人1

1静岡理工科大学 理工学部

具体例からみるソニフィケーションの現在
處 美野1, 丸井 淳史2, 亀川 徹2

1東京芸術大学 大学院 音楽研究科 音楽文化学専攻 音楽音響創造研究分野

2東京芸術大学

Reproducing Discrete Multi-Channel Audio Using Arbitrary Loudspeaker Configurations
トレビーニョ ホルヘ1,2, 岡本 拓磨3, 岩谷 幸雄4, 鈴木 陽一1,2

1東北大学 電気通信研究所

2東北大学 情報科学研究科

3情報通信研究機構

4東北学院大学 工学部

演奏者にとって練習しやすい練習室の音響特性 〜使用目的と音響特性の多様性に関して〜
土倉 律子1, 中原 雅考1, 三神 貴1, 亀川 徹2, 丸井 淳史2

1株式会社ソナ

2東京芸術大学

GPGPUに基づいた複数の仮想音源を制御可能な聴覚ディスプレイシステムの実装及び評価
渡邉 貫治1, 及川 祐亮2, 佐藤 宗純1, 高根 昭一1, 安倍 幸治1

1秋田県立大学 システム科学技術学部 電子情報システム学科

2秋田県立大学 大学院 システム科学技術研究科

 
ワークショップ概要

ワークショップ1 10月10日 13:30〜15:20
テーマ Train your ear ! イヤートレーニングのトレンドと将来
コーディネーター 河原一彦  九州大学
パネリスト 西村 明  東京情報大学
丸井淳史  東京芸術大学
Sungyoung Kim Rochester Institute of Technology, USA
大脇達生  アルパイン株式会社
概要 オーディオエンジニアにとって,音の違いを聞き分ける能力を身につけることが重要であることは疑いのないことである。近年,いわゆる「イヤートレーニング」への関心は高まってきている。国内でこの種のトレーニングは,「聴能形成(ちょうのうけいせい)」とよばれることが多い。本ワークショップでは,日本国内や諸外国におけるイヤートレーニングの事例報告などを行う予定である。参加者にイヤートレーニングに関する認知を向上させ,また,将来の展望を議論する場としたい。
ワークショップ2 10月10日 15:30〜17:00
テーマ 超多チャネル音響がもたらすもの
コーディネーター 勝本道昭  (株)勝本総合研究所
パネリスト 伊勢史郎  京都大学
木村敏幸  情報通信研究機構
濱崎公男  NHK
土屋隆生  同志社大学
岩谷幸雄  東北学院大学
概要 MADIなどを用いることで,数百チャネルを超えるシステムの実現が手軽になってきており,これまでシミュレーションなど限られた条件で検討されてきた理論が実際のシステムとして実現味を帯びてきた。このような状況を踏まえ,近未来の立体音響の動向と,必要とされる技術について議論する。
ワークショップ3 10月11日 9:30〜12:00
テーマ ラウドネス運用は放送を変えるのか?他のメディアへ波及するのか?
コーディネーター 入交英雄  (株)毎日放送
パネリスト 松永英一  (株)フジテレビジョン
杉本 誠  (株)毎日放送
山添亮介  (株)ジュピターテレコム
村越宏之  (株)IMAGICA
由雄淳一  (株)パイオニア
池上卓也  (株)USEN
川崎義博  (株)ポニーキャニオン
概要 2012年10月、ついに民放のラウドネス運用がスタートした。来年4月にはNHKでもラウドネス運用が開始される。ラウドネス運用によって,番組やCMの音量の不揃いが解消され,快適なテレビ視聴が期待される。しかし,我々を取り巻く音環境はテレビだけではない。同じテレビに繋がるケーブルテレビに始まって,パッケージメディア,インターネットと枚挙にいとまがない。今回のラウドネスの試みは,それらメディアにも波及効果をもたらすのであろうか。また,ラウドネス指標は,今までのような曖昧さの無い公平な指標であるが,規制を伴う音声運用は,人類が初めて遭遇する試みである。本当にうまく機能するのだろうか。本ワークショップでは,具体的なインプリメンテーション事例とその手応えを色々なメディアのパネラーの皆さまと議論しながら,この試みの意味と将来展望について考える。
ワークショップ4 10月11日 15:10〜16:40
テーマ アウトドア サラウンド制作 基礎と応用
コーディネーター 沢口真生  沢口音楽工房
パネリスト 土方裕雄  フリーランス フィールドレコーディスト
亀川 徹  東京藝術大学
永田秀之  (株)1991
小峰義央  (株)仙台放送
概要 屋外フィールドにおけるサラウンド収音技法や制作は、世界的にも発展途上の分野であり、経験者も少ないのが現状である。本ワークショップでは、フィールドサラウンドの基礎としてステレオ収録と何が違うのか、どのようなマイキングが目的別であるのか、その研究成果の発表および具体的な制作事例を紹介する。

 
コンファレンスの英語対応について

  • 技術発表(ポスターセッション)は、英語で行っていただくことが可能です。
  • 但し、リージョナルコンファレンスのため、発表に関しては主に『日本語』での発表となっています。

 
実行委員会

実行委員長 岩谷 幸雄 (東北学院大学)
実行副委員長 西村 明 (東京情報大学)
技術発表 委員長 丸井 淳史 (東京藝術大学)
副委員長 坂本 修一 (東北大学)
委員 Sungyoung Kim (Rochester Institute of Technology)
ワークショップ 委員長 内村 和嗣 (NHK)
委員 中川原 修 (NHK)
ファシリティー 委員長 染谷 和孝 (株式会社 東海サウンド 東京事務所)
委員 高橋 宏幸 (株式会社 サウンドマン)
広報/交際対応 委員長 山崎 淳 (タックシステム株式会社)
委員 亀川 徹 (東京藝術大学)
委員 鈴木 弘明 (株式会社ソナ)
事務局 委員長 星  和磨 (日本大学)
委員 中原 雅考 (株式会社ソナ)
委員 三村 将之 (読売テレビ)
委員 矢入  聡 (仙台高等専門学校)

お問い合わせ
AES日本支部コンファレンス係
E-mail:conf2012-office@aes-japan.org
〒164-0013 東京都中野区弥生町2-19-9
Tel: 03-5358-7320, Fax: 03-5358-7328