AES特別例会「高臨場感オーディオの将来を考える」のご案内

 日本音響学会では、放送やシネマなどで採用されている三次元音響方式の普及と、関連する音響研究の産業界への応用を促すことを目的に、2018年3月の春季研究発表会の前日に、下記のとおり高臨場感オーディオに関する公開シンポジウムを開催します。本企画はAES日本支部との共催であることから「AES日本支部特別例会」としてAES会員のみなさんにご案内させていただきます。またシンポジウム当日と音響学会会期中に4K・8Kスーパーハイビジョン衛星試験放送の受信公開も開催されますので合わせてご案内いたします。
本研究分野の情報交換の場として、音響関係者に限らず幅広く関連する研究者や制作関係者にもご参加頂けると幸いです。

前日企画実行委員会 実行委員長
東京藝術大学 亀川徹

1. 公開シンポジウム:高臨場感オーディオの将来を考える
[日 時]
2018年3月12日(月) 午後3時~午後6時
[場 所]
日本工業大学 宮代キャンパス 学友会館 多目的ホール
[内 容]
高臨場感オーディオの第一人者による講演と全体討議
1. 基調講演「高臨場感オーディオの現状」(安藤彰男氏、富山大)
2. シンポジウム「高臨場感オーディオの将来を考える」(司会:亀川徹、東京藝大)
・高臨場感オーディオによる新しい放送の可能性(蓮江哲也氏、日本放送協会)
・ポストプロダクションにおける高臨場感オーディオの現状(染谷和孝氏、ビーブルー)
・ゲームサウンドにおける高臨場感オーディオの取り組み(岸智也氏、カプコン)
・気配の再現を可能とする没入型聴覚ディスプレイ「音響樽」の開発(伊勢史郎氏、東京電機大)
・全体討議「高臨場感オーディオはどこまで家庭に普及できるか?」
[定員・費用]
どなたでも自由にご参加頂けます(事前申込不要)。無料
[ソーシャルアワー(懇親会)]
シンポジウム終了後18時〜20時に日本工大内の食堂「アルテリーべ」にて開催します(会費制:参加費4000円(予定))
希望者は下記フォームよりお申し込みください。
https://ws.formzu.net/fgen/S44884080/

2. 4K・8Kスーパーハイビジョン衛星試験放送の受信公開
[日 時]
2018年3月12日(月)~3月15日(木) 午前10時~午後6時
(12日は午後1時~午後3時。14日は午後1時~3時まで休止、15日は午前12時終了)
[場 所]
日本工業大学 宮代キャンパス 学友会館 演習室A
[内 容]
4K・8Kスーパーハイビジョン衛星試験放送の受信公開
三次元マルチチャンネル音響標準音源
※22.2マルチチャンネル音響による高臨場感オーディオをお楽しみ頂けます。
※8K放送時間以外は、録画番組を上映致します。
[定員・費用]
どなたでも自由にご参加頂けます(事前申込不要)。無料。

主催:(一社) 日本音響学会
共催:Audio Engineering Society(AES)日本支部、超臨場感コミュニケーション産学官フォーラム(URCF)、(一社) 日本オーディオ協会(JAS)
協賛:(一社) 映像情報メディア学会、(一社) 電波産業会(ARIB)

お問い合わせ先
日本音響学会平成30年春季研究発表会 前日企画実行委員会 実行委員長
東京藝術大学 音楽学部 音楽環境創造科 教授 亀川徹
Tel:050-5525-2758, E-mail: kamekawa@ms.geidai.ac.jp
交通案内:
日本工業大学 宮代キャンパス(〒345-8501 埼玉県南埼玉郡宮代町学園台4-1)

■東武スカイツリーライン(伊勢崎線)・日光線、東京メトロ日比谷線・半蔵門線直通
「東武動物公園」駅下車、徒歩14分
※ 公開シンポジウム当日の3月12日は、「東武動物公園」駅西口発のスクールバス(乗車5分)は運休です。ご注意下さい。
※ 研究発表会期間中(3月13日〜15日)は、「東武動物公園」駅西口発のスクールバス(乗車5分)の運行を調整中です。

■JR宇都宮線(東北本線)・湘南新宿ライン
「新白岡」駅下車、「新白岡」駅東口よりスクールバス乗車12分

詳細はホームページをご覧下さい。
日本工業大学ホームページ:https://www.nit.ac.jp/guide/
日本音響学会ホームページ:http://www.asj.gr.jp/