例会担当よりAES日本支部「5月例会」のお知らせです。
今回はドイツの音楽大学で、録音・音響技術と音楽的知識・センスをもった、プロデューサーエンジニア=「トーンマイスター」を養成する教育と音楽録音の実践についてを研究取材している長江和哉氏による「ドイツでのクラシック音楽録音やラジオ中継の現状」をお伝えします。2017年にドイツで行われた、オーケストラのCDや放送のためのライブ/セッションレコーディングについて、その概要と録音技術や制作の背景についてご紹介します。
【テーマ】
「ドイツでのクラシック音楽録音やラジオ中継の現状」
【講演者】
長江 和哉 氏
名古屋芸術大学 芸術学部 芸術学科 音楽領域 サウンドメディア・コンポジションコース 准教授
【内容】
近年のドイツでの音楽録音や放送中継について、機材面と制作面と双方の部分についてその動向をご紹介致します。機材面では、MADIやRAVENNAによるステージボックスの発達で、光ファイバー/CAT6での高品位かつ省力化が図られた音声伝送がが多く取り入れられています。また、制作面については、2017年にドイツで行われた、3つのオーケストラの録音事例についてご紹介いたします。ベルリンでは、ベルリン・ブランデンブルク放送大ホールで行われたオーケストラのCDのためセッションレコーディングについて、ドレスデンでは、2017年に再建築されたクルトゥアパラスト・ドレスデンでの、オーケストラのライブとセッションを組み合わせたレコーディングについて、ハンブルクでは、2017年に10年の歳月を経てオープンしたエルプフィルハーモニーでの放送用のオーケス
トラライブ録音についてご紹介いたします。また、あわせて、ドイツでのトーンマイスター教育についてもご紹介させていただきます。
【開催日時】
2018年5月18日(金曜日)
17:30- 受付開始
18:00- 開演
20:00 終了
20:15- 懇親会
【例会参加費】
会員:無料/非会員:1,000円
定員:先着25名様
【例会会場】
タックシステム株式会社 4Fデモルーム
東京都品川区上大崎3-5-1
※ JR目黒駅 白銀高輪方面へ徒歩約5分
【参加申込、定員】
5月17日(木)17:00までに、
https://ws.formzu.net/fgen/S44884080/
より以下を入力してください。
・お名前、所属、連絡先メールアドレス
・AES会員番号(会員の方は必須)
・ソーシャルアワーの出欠
(締切以降のソーシャルアワーキャンセル時は大変お手数ですがreikai@aes-japan.org
までご連絡をお願い致します。
前日以降のキャンセルは会費のご負担をお願い致します)
以上、皆様のご参加をお待ちしております。