AES Award 受賞のご紹介

5月にロンドンにて開催された130th AES Conventionにて、日本からは計4名の方がAES Awardを受賞されましたので、ここにお知らせ致します。受賞された皆様、誠におめでとうございます。

The Bronze Medal: 相馬 喜三 氏

【受賞理由】
TBSでのエンジニアとして様々に活躍の後、パイオニア(株)に活躍の場を移し、DVDフォーラムでの規定策定に寄与するなど音響業界の発展に貢献。同時に、非常に活発な支部として現在も評価されるAES日本支部の礎を築くと共に、本部にてAES Standard Committee、Technical Committeeにも関わり、特にDVD、DVD-Audioの規格標準化に多大な功績を残した。
近年ではAES Historical Committeeにおいて支部の歴史編纂にも寄与した。
これらの功績により、The Bronze Medalが授与された。

※The Bronze Medal は、音響業界や技術向上への著しい貢献やAESの活動・発展に大きな功績を残した方に贈呈

The Fellowship Award: 豊島 政実 氏(豊島総合研究所/四日市大学)

【受賞理由】
JVC在籍時よりスタジオ・ホールの音響設計の分野で数々の業績を重ね、その後の豊島総合研究所での活動に至るまで、世界中における数多くの著名なスタジオ音響設計に関わる。その卓越した音響設計技術はもとより、四日市大学における若い世代への教育活動が評価された。

※The Fellowship Awardは、オーディオ技術の発展・応用に寄与し、卓越した成果などをあげたAES会員に贈呈

Board of Governor Award: 濱崎 公男 氏(日本放送協会)

Board of Governor Award: 亀川 徹 氏(東京芸術大学)

【受賞理由】
昨年日本で開催した“AES 40th Conference, Tokyo 2010”の実行委員長としての功績が評価された。