例会担当より、AES日本支部「5月例会」のお知らせです。
【テーマ】 「ドイツでのクラシック音楽録音の現状」
【概要】
日本での録音と名古屋芸術大学と東京藝術大学での特別講義のために来日するベルリン在住のトーンマイスター、フローリアン・B・シュミット氏とアキ・マトゥッシュ氏を招き、
(1)ドイツの録音や放送の世界で活躍する、録音・音響技術と音楽的知識を兼ね備えた「トーンマイスター」が、実際の制作で担っている役割
(2)どのように音楽的な録音を実現するか?–実例と考え方
・ワンポイント収録とマルチマイク収録の違い
・タイムアライメント、リバーブなどの使用方法
などについて、講義して頂きます。
【講演者】
フローリアン・B・シュミット氏 Dipl.-Tonmeister, Florian B. Schmidt
アキ・マトゥッシュ氏 Interpreter, Dipl.-Tonmeister, Aki Matusch
【開催日時】
2019年5月7日(火) 18:30–20:30 (18:15–18:25の間で入場受付)
※例会終了後:ソーシャルアワー(北千住周辺を予定)
【例会会場】
東京藝術大学 千住キャンパス スタジオ
〒120-0034 東京都足立区千住1-25-1
【集合場所】
東京藝術大学 千住キャンパス1階の玄関にて18時15分より受付開始、18時25分までに集合のこと(時間厳守)
※18時30分以降は玄関を閉めるため、万一遅れた場合は電話連絡で対応致します。
(末記の例会担当 : 長江まで連絡ください)
【例会参加費】
会員、非会員共に無料 定員:先着25名様
※ソーシャルアワー会費は別途(当日ご案内します)
【参加申込、定員】
5月3日(金)17:00までに、下のリンク先にて必要事項をご入力下さい。
https://ws.formzu.net/fgen/S51897794/
・お名前、所属、連絡先メールアドレス
・AES会員番号(会員の方は必須)
・ソーシャルアワーの出欠
※締切以降のソーシャルアワーキャンセル時は大変お手数ですがreikai@aes-japan.orgまでご連絡をお願い致します。
(前日以降のキャンセルは会費のご負担をお願いする場合があります)
【講演者プロフィール】
○トーンマイスター フローリアン・ B・シュミット
フリーランスのトーンマイスターとして20年以上の経験を持ち、特にドイツ公共ラジオのコンサート中継や、放送局と外部レーベルとのコ・プロダクションによる原盤制作のプロデューサーとして活躍。
2014年に、アキ・マトゥッシュ氏と録音制作会社 Pegasus Musikproduktion http://www.pegasus-audio.de/en/ を共同設立し、Sony、Accentus、Harmonia Mundi Franceなどのレーベルの録音を担当している。これまでに、ベルリンの複数の交響楽団・合唱団などと、さまざまなジャンルや時代を網羅する録音作品を制作し、国内外において数々の賞を受賞している。
2017年度 ベルリン芸術大学(UdK)トーンマイスターコースの講師として後進の指導にあたる。
※氏が担当したレコーディングレポート
http://surroundterakoya.blogspot.com/2016/03/blog-post.html
https://mora.jp/topics/interview/adamlaloum/
○トーンマイスター アキ・マトゥッシュ
ドイツ人の声楽家の父と日本人のピアニストの母を持つ日独ハーフのトーンマイスター。
2014年、フローリアン・B・シュミット氏とともに録音制作会社 Pegasus Musikproduktionを運営し、各種レーベルの原盤制作においてバランスエンジニアを担当している。
2019年からは、ドイツ公共ラジオにて中継のテクニカルエンジニアも担当し、放送分野でも活動。これまでに、ベルリン放送交響楽団、ベルリンドイツ交響楽団、リアス室内合唱団、ドレスデン室内合唱団、トーンキュンストラー管弦楽団、ベルリン古楽アカデミー、カペッラ・アムステルダムなど様々な録音作品を制作している。
以上、皆様のご参加をお待ちしております。
【運営責任者】
AES日本支部 / 例会担当:長江和哉(名古屋芸術大学)
reikai@aes-japan.org
※当日のご連絡は長江携帯(090-1981-5215)までお願い致します。