AES基礎音響セミナー2018開催のご案内

2010年から開催をさせて頂いておりますこの「AES基礎音響セミナー」ですが、皆さま、そして講師の方々のご協力に支えられ、今回で9回目を迎えました。
 セミナーの内容に関しましては、例年どおり、音響の基礎理論、心理音響、室内音響、電気音響、デジタル信号処理、技術英語など、初級講座から上級講座まで、幅広い分野を網羅した講座を二会場、一部三会場で並列開催させて頂きます。
 ご自身の関心分野や必要とされるレベルに応じ、きめ細かい講座の取捨選択が可能な構成になっております。加えて、セミナーをご担当頂く講師の方々は、それぞれの分野において第一線で活躍しているプロフェッショナルにより構成され、単なる座講ではなく、実践に結びつく生きた理論を学んで頂くことができます。また、本年も全ての講座が終了した後に懇親会を予定しております(要別途参加費)。学生の方々の集中講義として、また若手技術者の研修セミナーとして、是非ともこの「AES基礎音響セミナー2018」をご活用下さい。

 お申し込み方法などにつきましては、詳細内容をご確認の上、お間違えの無きようにお申し込みを頂ければ幸いです。詳しくはこちらをご覧ください。それでは、皆さまのご参加を心からお待ちしております。

2018年7月例会のお知らせ

AES日本支部例会担当よりAES日本支部「7月例会」のお知らせです。

2018年12月から開始される8K放送の音響方式である22.2マルチチャネル音響について、システムや機器の性能評価時の規準として頒布されている、三次元マルチチャンネル音響標準音源について紹介します。(※すでにご案内しております8月例会「3D オーディオワークショップ」につきましては、7月例会のご案内の後、申し込みを開始いたします。)

【テーマ】
「三次元マルチチャンネル音響標準音源について」

【講演者】
 NHK放送技術研究所 小野一穂氏
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2018年8月例会のお知らせ

AES日本支部例会担当よりAES日本支部「8月例会」のお知らせです。

今回は、AES日本支部と名古屋芸術大学が共催し、名古屋例会として名古屋芸術大学にて、「3D オーディオワークショップ」 を行います。本ワークショップは、8月7日から9日まで、東京藝術大学、東京電気大学で行う、2018 AES International Conference on Spatial Reproduction – Aesthetics and Scienceのために来日する、ベルリン芸術大学トーンマイスターコース教授、トースタン・ヴァイゲルト氏を名古屋芸術大学サウンドメディア・コンポジションコースが招き、11.1chの再生環境で行う、3Dオーディオの特別講義です。

ヴァイゲルト氏は、2012年よりベルリン芸術大学トーンマイスターコースの自身のクラス「Multichannel Sound in Music Production 」で学生とともに、ベルリンのコンサートホールや教会などにて、多くのAuro 9.1やAuro 11.1フォーマットでの3D オーディオレコーディングを行ってきました。今回は、氏より、3Dオーディオの録音哲学やこれまでに実践した制作手法について、音源を再生いただきながらご紹介いただきます。特に、2017年にベルリン大聖堂で行われたフォーレ レクイエムのAuro 11.1によるライブレコーディング音源は、Top ch (Voice of God) を含めた11.1chでの試聴を予定しています。

尚、本公開講座は、主に名古屋芸術大学学生を対象とした講義となりますことをご理解頂けますと幸いです。皆様のご参加をお待ち申し上げます。

公開講座の詳細
http://soundmedia.jp/speciallecture20180810/

【テーマ】
3D オーディオ

【講演者】
ベルリン芸術大学 トーンマイスターコース 教授 トースタン・ヴァイゲルト氏
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2018年6月例会のお知らせ

例会担当よりAES日本支部「6月例会」のお知らせです。
今回は、東京藝術大学の亀川氏、東京工業大学の今氏より、先ごろイタリア・ミラノで開催されました144th AES International Conventionの報告会を実施させていただきます。コンベンション開催直後の例会として皆様のご参加をお待ち申し上げます。

【テーマ】
イタリア・ミラノ開催144th AES Convention報告会

【講演者】
東京藝術大学 亀川 徹 氏
東京工業大学 今 誉 氏
東京藝術大学 丸井 淳史(例会担当)
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2018年5月例会のお知らせ

例会担当よりAES日本支部「5月例会」のお知らせです。

今回はドイツの音楽大学で、録音・音響技術と音楽的知識・センスをもった、プロデューサーエンジニア=「トーンマイスター」を養成する教育と音楽録音の実践についてを研究取材している長江和哉氏による「ドイツでのクラシック音楽録音やラジオ中継の現状」をお伝えします。2017年にドイツで行われた、オーケストラのCDや放送のためのライブ/セッションレコーディングについて、その概要と録音技術や制作の背景についてご紹介します。

【テーマ】
「ドイツでのクラシック音楽録音やラジオ中継の現状」

【講演者】
長江 和哉 氏
名古屋芸術大学 芸術学部 芸術学科 音楽領域 サウンドメディア・コンポジションコース 准教授
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