2015年3月例会のお知らせ

例会担当よりAES日本支部「3月例会」のお知らせです。
今回の例会では新たな映像コンテンツ制作の拠点となるスタジオ
~松竹映像センター~見学会を実施します。

株式会社松竹映像センター様は2014年12月にこれまでの3拠点(東劇オフィス、高輪スタジオ、大船サウンドスタジオ)から港区台場に全てを統合されました。映画・ドラマの仕上げからアーカイブ対応まで、スタジオをご利用される方々が十分な創造性を発揮頂ける空間として生まれ変りました。
音響制作では、松竹大船撮影所で多くの名作を生み出してきたDubbing Stageをスケール・アップ。映像編集では、共有ストレージによるデジタル・ネットワークを構築し、リアルタイムで高いパフォーマンスをサポートする作業環境を実現。更にMedia Asset Management(MAM)では、旧作のデジタルリマスター制作に加えて、様々な映像作品のカタログ化やデジタル修復・保管・管理サービスを提供して旧作の効果的な再活用を支援します。
今回の見学会では、主に前述のDubbing Stage、7.1ch.対応のAudio Suite、そしてMedia Asset Management(MAM)を中心にご担当者及び設備納品に携わった方々による説明を
実施します。創立120周年を迎えた松竹様の蓄積してきた知見と伝統を継承しつつ、新たな映像コンテンツ制作の拠点となる新ポストプロダクションスタジオを是非ご覧下さいませ。

また今回は、
日本音楽スタジオ協会(http://www.japrs.or.jp
日本ミキサー協会(http://jarec.com
AES日本支部(http://aes-japan.org/wordpress/
の3団体合同での見学会となります。団体枠を超えた交流を松竹映像センター様を交えた
形で実現出来れば幸いです。

【テーマ】
「新たな映像コンテンツ制作の拠点となるスタジオ ~松竹映像センター~見学会」

【講演者】
1.Dubbing Stage
株式会社松竹映像センター ご担当:清水様
日東紡音響エンジニアリング株式会社 崎山様

2.Audio Suite
株式会社松竹映像センター ご担当:吉田様

3.Media Asset Management
株式会社松竹映像センター ご担当:五十嵐様
株式会社松竹映像センター ご担当:井上様
株式会社フォトロン 八木澤様
(上記3箇所を各30~40分単位で3グループに分け巡回します。)

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2015年 2月特別例会お知らせ

例会担当よりAES日本支部「2月特別例会」のお知らせです。
今回の例会は、音のアクティブコントロール(ANC)分野で世界的に著名なサザンプトン大
学のElliott 教授をお迎えした講演会を下記の通り、実施します。今回は他学会の研究会
との共催ですので、特別例会としております。
ぜひ、ご参加頂くと共に、関係各位にお声掛け頂ければ幸いです。なお、講演会後に懇親
会も予定しておりますのであわせてご出席下さい。

【演題】
Active Control of Sound in Vehicles and in the Ear

【概要】
車両と、人間の内耳におけるアクティブ音制御技術についてご講演頂きます。

【講師】
Stephen J. Elliott, Professor, ISVR University of Southampton

【主催】
関西大学先端科学技術推進機構

【共催】
日本騒音制御工学会アクティブコントロール分科会
IEEE Signal Processing Society Kansai Chapter
IEEE Student Branch at Kansai University
日本音響学会関西支部
電子情報通信学会信号処理研究会
電子情報通信学会応用音響研究会
日本音響学会騒音振動研究会
Audio Engineering Society 日本支部
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2015年1月例会お知らせ

例会担当よりAES日本支部「1月例会」のお知らせです。
ビデオゲーム特有のインタラクティブ性。ゲームプレイによってダイナミックに刻々と変化する音場を如何にコントロールするのか?ゲームオーディオならではの「インタラクティブミックス」「ダイナミクス」の方法論やアプローチについて、株式会社カプコンの皆様より紹介いただきます。
皆様のご参加をお待ちしております。会員の皆様には非会員の方々へのお声がけ頂けます
ようお願い申し上げます。

【テーマ】
「ゲームオーディオのインタラクティブミックスとダイナミクスのアプローチ紹介」

【講演者】
株式会社カプコン
シニアサウンドエンジニア 瀧本和也氏
サウンドディレクター    北村一樹氏
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2014年12月例会お知らせ

例会担当よりAES日本支部「12月例会」のお知らせです。今回の例会ではDOLBY ATMOS 普及の鍵となるスタジオ ~ beBlue AOYAMA ~見学会を実施します。
2014年10月、東京・青山という都内屈指の立地に世界各国で導入が進む Dolby Atmosへ対応したMAスタジオ ~ beBlue AOYAMA, Studio 0 (zero) ~が誕生しました。今回そのbeBlue AOYAMAの責任者であるサウンドデザイナー/ミキシングエンジニア 染谷 和孝氏のご協力の元、THX pm3認証も得た環境でCPU ベースのレンダリングエンジンによるDolby Atmos 環境とホームシアター用RMUを使用したリマスタリング環境を実現可能としたシステムの解説及び見学会を実施する運びとなりました。

見学会ではコントロール・ルームにて、ビー・ブルーの染谷和孝氏による解説及びAtmosホームコンテンツ制作の解説及びデモ、別室にてソナの中原雅考氏による同スタジオの音響設計に関する解説、更にレアルソニードの谷口 一也氏とソナの土倉律子氏によるマシンルームやブース等の見学を3班に分けて実施させて頂きます。

尚、今回のソーシャルアワーはAES日本支部2014年度の忘年会となりますので、皆様奮ってご参加下さいませ!!

【テーマ】
「アジア初のDolby Atmos homeコンテンツ対応スタジオ
<beBlue AOYAMA, Studio 0 (zero) >の解説と見学会」

【講演者】
染谷 和孝氏(有限会社ビー・ブルー)
中原 雅考氏(株式会社ソナ)
谷口 一也氏(株式会社レアルソニード)
土倉 律子氏(株式会社ソナ)
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2014年11月例会お知らせ

例会担当よりAES日本支部「11月例会」のお知らせです。
今回の例会ではAudio Enginnering Association社の創始者Wes Dooley氏によるリボン・マイクロフォン・テクニカル・プレゼンテーション実施します。
Wes Dooley氏は、1960年代にBBC4038やRCAマイクロフォンのサービスをする傍ら、みずからヨーロッパ、アフリカ、ニュージーランドで多くのレコーディングの経験を積み、そこから生まれたマイクアレイ等のレコーディングエンジニアにとって有用な様々なツールを考案してきました。その後1990年代になり、それまでのリボンマイクとそのレコーディングの知識に基づいたオリジナルのリボンマイクを開発し、以後20年近くリボンマイクを作り続けています。また、Wes Dooley氏は、50年にわたってAES(Audio Engineering Society)メンバーとしてオーディオ業界へ貢献し続け、学生部門への教育にいそしんできました。1983-1985年にLA Regional Vice Presidentを努め2001年にはAES Fellowに選ばれています。現在も米国AESの主要メンバーの一人として世界各地のカンファレンスで発表を行い、活発な活動をしています。今回の例会では氏によるリボン・マイクロフォンの原理、製作、歴史、コンデンサーマイクロフォンとの比較をプレゼン頂きます。是非ご参加下さい!!

【テーマ】
「リボン・マイクロフォンの動作原理と構造、その歴史について」

【講演者】
Wes Dooley 氏(米国 Audio Enginnering Association 社代表)

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