AES基礎音響セミナー2011開催のお知らせ

AES日本支部では、これまでに多くの東京コンベンションやジャパン・コンファレンスを開催してきた経験を生かし、これから本格的に音響に携わることになる学生や若手技術者を対象とした「AES基礎音響セミナー2011」を、昨年度に引き続き開催する運びとなりました。

本セミナーでは、大学などで受講するような専門的な知識を、どなたでも受講できるように平易な内容にかみ砕いて解説致します。

セミナーの内容は、音響の基礎理論はもちろん、心理音響、室内音響、電気音響などの主要な音響分野を網羅しており、全ての講座を受講して頂くことで一通りの音響理論、オーディオの知識を身につけることができます。

9月17日(土)「音響学入門コース」会場:東京藝術大学 千住キャンパス
9月18日(日)「実践知識コース」会場:東京藝術大学 千住キャンパス
10月1日(土)「実践知識コース」会場:名古屋芸術大学 東キャンパス2号館
10月2日(日)「音響学入門コース」会場:立命館 大阪キャンパス
※1日だけの受講、複数日のセット受講も可能です。

セミナー内容の詳細および申し込み方法はこちらをご覧ください。先着順に参加受付をさせて頂きます。定員に限りがありますので、早めのお申し込みをおすすめいたします。

AES Award 受賞のご紹介

5月にロンドンにて開催された130th AES Conventionにて、日本からは計4名の方がAES Awardを受賞されましたので、ここにお知らせ致します。受賞された皆様、誠におめでとうございます。

The Bronze Medal: 相馬 喜三 氏

【受賞理由】
TBSでのエンジニアとして様々に活躍の後、パイオニア(株)に活躍の場を移し、DVDフォーラムでの規定策定に寄与するなど音響業界の発展に貢献。同時に、非常に活発な支部として現在も評価されるAES日本支部の礎を築くと共に、本部にてAES Standard Committee、Technical Committeeにも関わり、特にDVD、DVD-Audioの規格標準化に多大な功績を残した。
近年ではAES Historical Committeeにおいて支部の歴史編纂にも寄与した。
これらの功績により、The Bronze Medalが授与された。

※The Bronze Medal は、音響業界や技術向上への著しい貢献やAESの活動・発展に大きな功績を残した方に贈呈

The Fellowship Award: 豊島 政実 氏(豊島総合研究所/四日市大学)

【受賞理由】
JVC在籍時よりスタジオ・ホールの音響設計の分野で数々の業績を重ね、その後の豊島総合研究所での活動に至るまで、世界中における数多くの著名なスタジオ音響設計に関わる。その卓越した音響設計技術はもとより、四日市大学における若い世代への教育活動が評価された。

※The Fellowship Awardは、オーディオ技術の発展・応用に寄与し、卓越した成果などをあげたAES会員に贈呈

Board of Governor Award: 濱崎 公男 氏(日本放送協会)

Board of Governor Award: 亀川 徹 氏(東京芸術大学)

【受賞理由】
昨年日本で開催した“AES 40th Conference, Tokyo 2010”の実行委員長としての功績が評価された。

電子メールご確認のお願い

「各種郵送物の電子メールへの移行」を、いよいよ2011年度(2011年9月~)より本格的に実施致します。

全ての会員様に、日本支部からの電子メール配信を確実に受信して頂くためにも、会員の皆様ご自身でメールアドレスの登録・確認作業を行って頂く必要がございます。先般より、AES本部に登録しているメールアドレスに、支部例会のご案内を発送しておりますが、お知らせが届いていらっしゃらない方は、お手数をお掛けしますが至急手続きを完了して頂きますようお願い申し上げます。

メールアドレス確認 操作ガイド」をご用意しておりますので、ご覧ください。

2011年6月例会のお知らせ

テーマ
「ハイエンドオーディオで聴く、冨田 勲 新作の世界」
6月1日にリリースされました冨田勲氏の新作サラウンドシンフォニー「惑星 Ultimate Edition」、「源氏物語幻想交響絵巻・完全版」2タイトルについて、同氏から制作秘話などを聴きながら作品のサラウンド試聴会を行ないます。
講師
冨田 勲 氏
月日
2011年6月20日(月)

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2011年5月例会のお知らせ

テーマ
「3D サウンドのオーサリング手法」
近年,ヘッドホンステレオやモバイル機器が広く普及する中,ステレオヘッドホン環境での聴取形態が増えてきています.そのようなことから,再びバイノーラル方式を用いた 3D サウンドの利用を検討する制作者も増えつつあります.そこで今回は,アーニス・サウンド・テクノロジー社の技術による,ダミーヘッドに頼らないバイノーラルのオーサリング手法について解説していただきます.
講師
小林 亙 氏(株式会社アーニス・サウンド・テクノロジー 取締役 CTO)
月日
5月26日(木)

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