2014年12月例会お知らせ

例会担当よりAES日本支部「12月例会」のお知らせです。今回の例会ではDOLBY ATMOS 普及の鍵となるスタジオ ~ beBlue AOYAMA ~見学会を実施します。
2014年10月、東京・青山という都内屈指の立地に世界各国で導入が進む Dolby Atmosへ対応したMAスタジオ ~ beBlue AOYAMA, Studio 0 (zero) ~が誕生しました。今回そのbeBlue AOYAMAの責任者であるサウンドデザイナー/ミキシングエンジニア 染谷 和孝氏のご協力の元、THX pm3認証も得た環境でCPU ベースのレンダリングエンジンによるDolby Atmos 環境とホームシアター用RMUを使用したリマスタリング環境を実現可能としたシステムの解説及び見学会を実施する運びとなりました。

見学会ではコントロール・ルームにて、ビー・ブルーの染谷和孝氏による解説及びAtmosホームコンテンツ制作の解説及びデモ、別室にてソナの中原雅考氏による同スタジオの音響設計に関する解説、更にレアルソニードの谷口 一也氏とソナの土倉律子氏によるマシンルームやブース等の見学を3班に分けて実施させて頂きます。

尚、今回のソーシャルアワーはAES日本支部2014年度の忘年会となりますので、皆様奮ってご参加下さいませ!!

【テーマ】
「アジア初のDolby Atmos homeコンテンツ対応スタジオ
<beBlue AOYAMA, Studio 0 (zero) >の解説と見学会」

【講演者】
染谷 和孝氏(有限会社ビー・ブルー)
中原 雅考氏(株式会社ソナ)
谷口 一也氏(株式会社レアルソニード)
土倉 律子氏(株式会社ソナ)
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2014年11月例会お知らせ

例会担当よりAES日本支部「11月例会」のお知らせです。
今回の例会ではAudio Enginnering Association社の創始者Wes Dooley氏によるリボン・マイクロフォン・テクニカル・プレゼンテーション実施します。
Wes Dooley氏は、1960年代にBBC4038やRCAマイクロフォンのサービスをする傍ら、みずからヨーロッパ、アフリカ、ニュージーランドで多くのレコーディングの経験を積み、そこから生まれたマイクアレイ等のレコーディングエンジニアにとって有用な様々なツールを考案してきました。その後1990年代になり、それまでのリボンマイクとそのレコーディングの知識に基づいたオリジナルのリボンマイクを開発し、以後20年近くリボンマイクを作り続けています。また、Wes Dooley氏は、50年にわたってAES(Audio Engineering Society)メンバーとしてオーディオ業界へ貢献し続け、学生部門への教育にいそしんできました。1983-1985年にLA Regional Vice Presidentを努め2001年にはAES Fellowに選ばれています。現在も米国AESの主要メンバーの一人として世界各地のカンファレンスで発表を行い、活発な活動をしています。今回の例会では氏によるリボン・マイクロフォンの原理、製作、歴史、コンデンサーマイクロフォンとの比較をプレゼン頂きます。是非ご参加下さい!!

【テーマ】
「リボン・マイクロフォンの動作原理と構造、その歴史について」

【講演者】
Wes Dooley 氏(米国 Audio Enginnering Association 社代表)

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2014年8月特別イベントのお知らせ

特別イベントとして英国のRobert Stuart 氏の講演会をご案内させていただきます。

Robert Stuart 氏は、Meridian Audio 社の社長であると共に現役の音響技術開発・設計者でもあります。ロスレスのアルゴリズムMLP(True HD)を開発した技術者としてもよく知られています。AESの有力メンバーでもあります。同氏が、最近開発した high resolution musicに対する技術的なアイデアを広くプロモートする目的で来日します。これに合わせて特別イベントを企画し、「High Resolution の配信音楽の高音質化技術」についての講演会とすることにしました。本格的な音のデモも行います。この講演の内容は秋のロスアンゼルスのコンベンションでも話すことになっているそうです。
皆様、奮ってご参加ください。

【テーマ】
「High Resolution Music に対する技術的なアイデア」

【講演者】
Robert Stuart 氏(英国 Meridian Audio 社(AES Sustaining Member)社長、AES会員)

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2014年7月例会のお知らせ

例会担当よりAES日本支部「7月例会」のお知らせです。
今月の例会は、今年4月に開催されたドイツ・ベルリンでのAESコンベンションの報告会を行います。このレポートは、東京藝術大学の亀川様、丸井様と共に学生支部の今村様がそれぞれの目線で見て来られた事とヨーロッパのオーディオ事情について、お話頂きます。また会場をお借りするメディアインテグレーション様より、最新のProToolsインターフェイス「DigiGrid」のご紹介を、レポート前にして頂きます。参加を希望される会員の皆様には非会員の方々へもお声がけ頂き、多くのご参加を頂けますようお願い申し上げます。

【テーマ】
第136回ドイツ・ベルリンAESコンベンション報告会

【講演者】
・亀川 徹  東京藝術大学教授
・丸井 淳史 東京藝術大学准教授
・今村 秀隆 AES日本支部学生支部長 東京藝術大学大学院在学中
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2014年6月特別例会のお知らせ

例会担当よりAES日本支部「6月特別例会」のお知らせです。
この度九州大学芸術工学部におきまして音響再生システム「音響樽」「音積木」などと共に、九州大学芸術工学研究院ホールマネジメントエンジニア育成プログラム技術セミナーの一環の中からAESの為にマルチチャンネル音場再生システムの比較試聴する機会を頂きました。今回は大学の施設にての開催であり、セミナーの一環でもありますので特別例会としております。そこで、AES会員・非会員に関わらず、無償でのデモ試聴及び技術概要を伺う機会とさせて頂いています。このような研究の成果を体感できる貴重な機会であり、九州での開催でもありますので、参加を希望される会員の皆様には非会員の方々へのお声がけを頂けますようお願い申し上げます。

【テーマ】
九州大学芸術工学研究院ホールマネジメントエンジニア育成プログラム技術セミナー
「AES日本支部特別例会 多チャンネル再生システム試聴」
マルチチャンネル比較試聴体感会

【講演者】
九州大学 尾本章 准教授
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